Sora Unity SDK サンプル集を動かしてみたfor Mac
これはsora-unity-sdk-samplesをMacで動かした手順をまとめた記事です。
目次
GitHubへのリンク
この記事はどこまで?
環境構築をして、Webカメラに映像が映るのを確認するまでです。
インストール以外は基本的にWindowsとそこまで変わりません。
Windows 向けはこちら
torikizi.hatenablog.jp
Android 向けはこちら torikizi.hatenablog.jp
iOS 向けはこちら torikizi.hatenablog.jp
実行した環境
macOS Catalina
動かしたUnityのバージョン
Unity 2019.3.0f3
READMEを読むとシステム条件はUnity 2019.1 or .2
らしい。
事前準備
- 上のリンクから
Clone or Download
からzipを取得 - 適当な場所に展開しておく
- 展開した先にターミナルで移動する
cd hoge/sora-unity-sdk-samples
./install.sh
でインストールシェルを実行する。
準備完了からシーンオープンまで
ここまで来たら準備完了なのでプロジェクトを開くで開きます。
UnityHubならリストに追加ですね。
開くと以下のような感じになるので、サンプルで用意されているシーンをロードでOK
接続先はどうしよう
接続先の設定
各サンプルのシーンの "Script" オブジェクトのインスペクタで接続先を指定できます。
と書いてあるので"Script"を見ると空。
接続先がなければ何も映らないのでどうしようか考えていたところ、Sora Laboがいいことが分かった。
Sora Laboの使い方
GitHub アカウントでサインアップまたはサインインする
でログイン- ドキュメントに必ず目を通すように書いてあるので読む
特にこのあたりは注意が必要
- Sora Labo は商用目的で利用可能ですか? - 商用目的での利用できません - Sora Labo をサービスに利用可能ですか? - Sora Labo は検証目的以外では利用できません - Sora Labo は法人や個人事業主で利用できますか? - 法人や個人事業主での利用は申請が必須です - Sora Labo はアカデミックで利用可能ですか? - アカデミックでの利用は申請が必須です - Sora Labo は長時間接続しても問題ありませんか? - 長時間接続の利用は申請をお願いします
Sora LaboのシグナリングURLとシグナリングキーをそれぞれコピーして、
Script
のSignalingUrl
とSignaling Key
に張り付ける
Channel Id
はGithubID@のあと適当につけてOKっぽい。
例えばtorikiziがgithubIDならtorikizi@rtc-test
みたいな感じ。
詳細は「GitHub - shiguredo/sora-labo-doc: Sora Labo ドキュメント」
動いた
Macの場合初回起動時に警告メッセージが出るので許可します。
Windowsの時はWebCameraからの映像を見ましたが、今回はUnityの映像を見れるようにしました。
inspectorを見るとSignaling Key
を設定した下部分にCapture Unity Camera
のチェックボックスがあるのでオンにするだけです。
※GIFにしているので実際の映像より少し動きが悪いです
おわりに
Windowsに引き続き、必要な環境は十分にそろっているので簡単に試すことができた。
Unity側の映像を見えるのもサクッとできるのでいい感じ。