仕事ですぐに使えるTypeScriptを読んでいくその62

これは

TypeScriptの学習にとても役立ちそうなドキュメントを教えてもらったので
コツコツと読んでいく記事です。

参考

著作権者:フューチャー株式会社(Future Corporation)様

future-architect.github.io

CLIツール作成のための環境設定

バンドラーで1つにまとめる

npm経由での配布であればバンドルは不要。
TypeScriptで作ったちょっとしたスクリプトをDockerサーバーで動かしたい場合、
軽く動作させたいのでnode_modulesは入れたくないケースが今後増えていくと予想されることから
資料にはその点も触れられている。

バンドラーで一番利用されているのはwebpackだが、小物をビルドするにはBrowserifyが設定ファイルも不要で便利。
BrowserifyはNode.jsのCommonJS形式のコードをバンドルしつつ、
Node.js固有のパッケージは互換ライブラリを代わりに利用するようにして、
Node.jsのコードをそのままブラウザで使えるようにするもの。

Browserifyのインストール $ npm install --save-dev browserify tsify

low.jsはes5しか動作しない。

www.lowjs.org

tsconfig.json (low.jsを使う場合)

{
  "compilerOptions": {
    "target": "es5",             // もしlow.jsを使うなら
    "lib": ["dom", "es2017"]     // もしlow.jsで新しいクラスなどを使うなら
  }
}

ビルドスクリプト

{
  "scripts": {
    "build": "browserify --node -o dist/script.js -p [ tsify -p . ] src/index.ts"
  }
}

今日はここまで。